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モスとは?

心に関する社会問題

現代社会において、メンタルヘルスの問題は、重点的に取り組むべき社会課題の一つです。
うつ病等の気分障害の患者約100万人
自殺者2万人
うつ・自殺による経済的損失額2.7兆円
完全引きこもり23.6万人
準引きこもり46.0万人
高い抑うつ傾向小学生 12~13人に1人/中学生 4人に1人
不登校者小・中 12万人、高校 5.5万人
いじめ件数19万件(小・中・高・特)
出典:自殺・うつ対策の経済的便益(国立社会保障・人口問題研究所調査,2009)より

モスの活動背景

心に関する社会問題に対して、活躍が期待される職種が心理職(公認心理師・臨床心理士)です。
その心理職には、「待遇の低さ」と「就業形態の不安定さ」という雇用・労働環境の課題があります。これらの課題は「心理職が専門性を維持・向上させ、高品質な心理サービスを提供し続けること」を困難にしています。

モスの活動目的

MOSSでは、以下の3つの事業を通じて心理職の課題解決に取り組みます。

① アカデミー事業:活躍できる心理職を養成する

心理職の活動領域は広い一方で、学校教育期間は短く、卒業後の研修・教育体制も不十分です。そこでMOSSでは、心理職の職業人生の充実と専門性の向上のため、心理職向けのイベント・セミナー・勉強会の企画・運営を行います。

② プロデュース事業:心理職が活躍できる場を広げる

心理サービスは基本的に一対一の対応であるため、運営コストや人件費が高額になり、保険適用範囲が限られていることから、収益化し、事業を継続・成長し続けることが困難です。そこでMOSSでは、社会の要請に応える、心理職の専門性を活かしたビジネスモデルの構築を支援するため、新規事業開発やホームページ制作、広報・マーケティング活動の支援を行います。

③ プラットフォーム事業:心理職の活躍基盤をつくる

心理業界はその特性上、プライバシー保護の観点から慎重な姿勢が求められるため、デジタル技術の導入が遅れています。さらに、デジタル技術の知識やスキルを持つスタッフ(エンジニア)が不足しており、初期投資や運用コストの高さと業界全体の収益性にギャップがあります。そこでMOSSでは、心理業界の発展に強い関心を持つエンジニアと共に、心理職の活動の効率化と業界の発展基盤づくりのため、自己研鑽やスーパービジョン、就職・転職活動のDX化に取り組みます。

モスのミッション・ビジョン・バリュー

ミッション

心理職未来培う

じっくり時間をかけて心理職がより活躍している未来をつくり、育てていく。

ビジョン

思いやりつながり広がってゆく世界へ。

誰かに大切にされると、誰かを大切にしたくなる。そうやって人は思いやりでつながっていく。
 
▼ MOSSのビジョンをあらわした参考動画はこちら

バリュー

小さなことを大きな愛で。

小さなことを精一杯やろう。いずれ大きなことになる。

じっくり育てよう。

焦らず一歩ずつ積み重ねよう。いずれ岩にも苔が生える。

ワクワクするほうへ。

自分の直感を大切にしよう。いずれ素晴らしいアイデアと出会える。

モスの名前の由来

苔(MOSS)の花言葉は、母性愛信頼物思い、そして孤独です。
それはまさに、MOSSが目指すのあり方です。
※「孤独(solitude)」は「孤立(loneliness)」や「孤絶(isolation)」とは異なり、「自分自身とつながれている状態」を指します。
 
日本の国歌にある「苔むすまで」には、「思いやりと協力をもって固い絆と信頼で結びつき、徐々に広がりをみせる苔のように、じっくり育て­繁栄させていこう」という意味があります。
それはまさに、MOSSが目指す組織のあり方です。